めだかボックス 2巻

喜界島もがな初登場が一番の目玉だと思われる2巻。
生徒会主催の部費争奪『部活動対抗水中運動会』。
序盤から、黒神めだかの影で驚異的な力を発揮している競泳部。
水中二人三脚では、足をつないだまま25メートル泳ぎきるという、あまりにも人外な力を見せつけ、
初めて(?)黒神めだか以外の異常な人間を作中で確認させてくれる。
あまりの異常ぶりに、『ああ、漫画の中だものなあ』なんていう、
あまりにも当たり前のことを再確認してしまったほどだ。

そして最終種目を不知火半袖が決定するという、凶悪な状態から始まった『水中騎馬戦』。
その内容はすさまじいものとなる。黒神めだかの『お金より大事なものがある』発言に怒り狂った
喜界島により、生徒会と競泳部の一騎打ちがここで描かれるのだ。
互いの想いをぶつけあう、黒神めだかと喜界島もがな。
その最中、今度は『あたし達が死んでも誰も悲しまない』という喜界島もがなの発言に対し黒神めだかが激昂し、
騎馬から落ちたにも関わらず、善吉のヘルパーの上に立ち失格を免れるという、まさかのトンデモ事態となる。

そして最後、ついに黒神めだかの真骨頂3『行き過ぎ愛情表現』が発動し、喜界島もがなは唇を奪われ
そのまま二人揃って水中へと落ちていく。
ちなみにこの際黒神めだかの抜け目のなさにより喜界島のハチマキは奪われる。
この際黒神めだかに心を奪われてしまったと思われる喜界島もがな。
屋久島と種子島に対し、『あたしとお金、どっちが好き?』と訊ね、『お前!』と二人に指差されるシーンは、
個人的には名シーンだと思っている。
敗北の後の少し疲れたような、少し幸せそうな喜界島もがなの表情は、まるで仮面の剥がれ落ちた
素の少女のようで、すごく好感が持てた。
屋久島と種子島という二人がひどく大切にする少女、こうして見てみると、なるほど守りたいと思わせてくれる。

そしてこの巻、その後の喜界島もがなのツンデレっぷりは大変な見所なのだが、
そこは是非直接確認してみて欲しい。
ひとまず言えることは、仮面の剥がれ落ちた喜界島もがなという少女は、あまりに普通で、
にも関わらず普通のことを知らない、ただただ可愛い女の子だったということだ。
まったく、萌えさせてくれるものである。

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